ビザンチン帝国 フォカス皇帝ソリダス金貨(AD602~610)【Ch MS 5/5-4/5】

ビザンチン帝国 フォカス皇帝 ソリダス金貨(AD602~610)【Ch MS 5/5-4/5】Ancients: Phocas (AD 602-610) AV solidus

商品No.
20241031-77
タイプ
古代コイン
素材
金貨
直径
20 mm
重さ
4.49 g
グレード
Ch MS Strike5/5 Surface4/5
コンディション
良好
年代
AD607-610
ビザンチン帝国
鑑定機関
NGC
鑑定番号
2142113-021

ビザンチン帝国(東ローマ帝国) ソリダス金貨【Choice MS Strike5/5 Surface4/5】 のハイグレード品のご案内になります。
1400年以上前の歴史と背景を誇り、抜群な状態を保持しています。

表面:フォカス皇帝
裏面:右手に杖、左手に十字架を持つ天使、下に「CONOB」
※CONOB(コンスタンティノープル製の純金)

発行国: ビザンツ帝国
発行年:AD 602-610年
発行枚数:不明
構成:金
直径: 約20mm
重量: 約4.49g

鑑定番号(NGC)2142113-021

*状態
・Strike(打刻)は5で高評価!
・Surface(表面)は、4で高評価!
・グレード: Ch MSで高評価!
※Choice MS(ChMS)※数値化すると63~64

ソリダス金貨は、4世紀のローマ皇帝・コンスタンティヌス1世の時代よりローマ帝国・東ローマ帝国で鋳造された金貨の総称になります。

ゴールドの純度はかなり高く、11世紀頃まで東ローマ帝国の内外で流通していたため「中世のドル」とも呼ばれています。

中世フランスや南米などで使われた通貨のソル(Sol)、中世イタリアで使われたソルド(soldo)、中世スペインで使われたスエルド(sueldo)はソリダスに由来しています。
また、現在もペルーではヌエボ・ソルという通貨が使われています。

ソリダスの頭文字「S」は、現在の米ドルの$の記号の原点とも言われています。

ビザンツ帝国は、東西に分割統治されたローマ帝国の東側の継承国になります。

330年にコンスタンティノポリス(現在のイスタンブール)を首都として建国、約1100年余りにわたって存続しました。

「ビザンツ帝国」と呼ばれるようになったのは7世紀ごろからと言われています。

ビザンツ帝国はキリスト教を国教とし、その後の東方正教会の発展に重要な役割を果たしました。

幾多の戦争や外交によって領土を拡大し、その領土は現代のギリシャ、トルコ、イタリア、エジプト、シリア、イスラエルなどにまで及びました。

しかし、次第に弱体化し、1453年にはオスマン帝国によって征服されてしまいました。

その後もビザンツの文化や遺産は、東方正教会や西洋文化の発展に影響を与えました。

今回ご紹介のコインは、フォカス皇帝の統治の時代に鋳造されたソリダス金貨です。

フォカスは602年から610年までビザンチン皇帝を務めました。

その統治は混乱と脆弱さに満ちていました。

アフリカ総督ヘラクレイオス大王が反逆し、フォカスの統治は崩れ始めました。

最終的には、フォカスを処刑して自らを皇帝として宣言。

内外の問題に適切に対処できなかった統治の甘さが、自らの失脚を招ねいた形になりました。

--- オークション -----
※公開時の為替で計算しています。

2024年10月 ChMS 5/5,4/5が約40万円で落札歴あり
2,360ドル×1.1×154円=399,784円

 

2024年7月 ChMS 5/5,5/5が約57万円で落札歴あり
3,360ドル×1.1×154円=569,184円

 

 


ビザンチン金貨はかわいらしいデザインが多く、世界中のコレクターから人気があります。

残存枚数が比較的多いですが、まだ手頃な金額で入手できますので、より状態のよいもの(MSクラス)の保有をお勧めします。

今回、オークションレコード並みの価格でご提供させて頂きます。

是非コレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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販売価格
400,000
円(税込)

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