イギリス|1551年エドワード6世ソブリン金貨【AU53】
イギリス|1551年テューダー朝エドワード6世 ソブリン金貨【AU53】Edward VI. (1547-1553) Sovereign Third period TUDOR Tower (London) mint
イギリス|1551年テューダー朝エドワード6世 ソブリン金貨【AU53】最高鑑定品(Top Pop) のご案内になります。
非常に希少で滅多にでてこない極上のアンティークコインです。
(表面)
王冠をかぶり剣とオーブを持っているエドワード 6 世像
レタリング:EDWARD'. VI: D': G'. AGL': FRA'. Z: HIBER': REX
翻訳: エドワード6世 神の恩寵により、イングランド王、フランス王、アイルランド王
(裏面)
ライオンとドラゴンで支えられた王冠をかぶった紋章
レタリング:IHS'. AVTEM· TRANSIE'. PERMEDI'. ILLORV'. IBAT·
翻訳:イエスは彼らのただ中を通り抜けて行きました
こちらのエドワード6世ソブリン金貨には「1551」「1551-1553」の2種類が存在しますが、「1551」には「Y」というイニシャルが極印されており「1551-1553」より希少なコインと評価されています。
発行枚数:不明
重さ:11.19g
金品位:0.917%
鑑定番号(NGC)6499651-001
NGCで鑑定枚数は14枚、AU53は1枚(最高鑑定)になります。
鑑定で数字が付いているほどんどがXF、VF、Fになります。
エドワード6世(1547-1553)はヘンリー8世とジェーン・シーモアの子供で、父であるヘンリー8世の死によりわずか9歳で王位継承しました。
政治については摂政に代わる評議会が設置されました。
しかし、エドワード6世は身体が弱く、結核を患っていたらしく15歳でこの世を去りました。
マーク・トゥエーンの小説「王子と乞食」の主人公である王子のモデルはこのエドワード6世になります。
短い治世ではありましたが、この間に英国のプロテスタント化はいっそう進みました。
イングランド国教会の祈祷書が書かれたのもこの頃になります。
エドワード6世の病没後の王位継承には、カトリック派とプロテスタント派の対立という宗教問題の影響が大きく出ました。
プロテスタント派のジェーン・グレイを自分の後継者に指名していましたが、カトリック派のメアリがジェーン・グレイを処刑し、女王の座に就きました。
--オークションレコード -----
※公開時の為替で計算しています。
2023年9月 XF45が約404万円で落札歴あり
20,000ドル×1.225×1.1×150円=4,042,500円
通常は10年前のレコードは古すぎるのですが、ほとんどレコードが出てこないので一応お知らせいたします。
2014年1月 VF35が約427万円で落札歴あり
25,850ドル(BP込)×1.1×150円=4,265,250円
2014年1月 AU Detailが約213万円で落札歴あり
25,850ドル(BP込)×1.1×150円=4,265,250円
VF35やAU Detailでもこの落札額というのが驚きですが、ここまで希少なコインの場合、グレードが低くても昔から高額で取引されております。
※誠に申し訳ございませんが、レアすぎて履歴としてはこれくらいしか検出できませんでした(>_<;)
短い在位期間の中で発行された本当に稀少なソブリン金貨になります。
有名ショップでAU50が約800万円でSOLD OUTになっているのを見たことがあります。
このコインならコアなコレクターにとって垂涎の1枚で十分納得ではと思いました。
予算に少し余裕のある方は、是非入手して頂きたい極上の1枚です。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。