1841年ヴィクトリア モハール金貨【MS62】ボンベイ
1841年ヴィクトリア モハール金貨 PCGS準最高鑑定【MS62】ボンベイミントVictoria(1837-1901) 1Mohur 1841Bombay
英国領インド、1841年ヴィクトリア モハール金貨【MS62】のご案内になります。
大人気で注目度トップクラスのコインになります。
表面:ヤングヴィクトリア女王、
裏面:ライオンとヤシの木、東インド会社の銘文
直径:26mm
重さ:11.66g
直径:26mm
金本位:0.9170
彫刻家:ウィリアム・ワイオン
PCGS鑑定枚数は31枚、MS62は9枚、上位は1枚になります。
PCGSでは準最高鑑定品になります。
鑑定番号(PCGS)12257176
当時、世界一の天才彫刻家と言われたウィリアム・ワイオンの代表作の1つになります。
<ウィリアム・ワイオン>
ウィリアム・ワイオンの作品には、代表的なものに下記があります。
・1831年ウィリアム4世クラウン銀貨
・1835年ウィリアムモハール
・1839年ウナライオン
ほぼ全てが超人気コインでかなりの高額で取引されております。
2023年10月のオークションでは、「1839年ウナライオン PF67DC」が2億70000万円で落札されたのは驚きました。
初心者の頃、迷ったらウィリアム・ワイオンのコインを買えばハズレはないとアドバイスを受けたこともありました。
今回の「1841年ヴィクトリアモハール」は、「1839年ウナとライオン」と対照的なデザインで、野性味を帯びた躍動感あふれる迫力のライオン像で非常に人気があります。
ウィリアム・ワイオンのコインをターゲットにコイン収集していくのもお勧めですね。
インドの標準通貨として主にイギリス人が貿易決済用として使用していたとされていた関係で、発行枚数は比較的多いにもかかわらず、保存状態の良いものが極端に少ないです。
<ヴィクトリア女王>
コレクターの中で人気が高いですが、違いを見分けるのが難しいコインです。
①造幣局の場所②フォント③女王の肖像画など違いがあり7種類ほどに分類されます。
今回ご紹介のコインは、
●女王の顔の輪郭の違い①ノーマルタイプ②フォックスタイプがあり顔のデザインが違う
・・・>フォックスタイプ
●ヴィクトリア女王の肖像を取り巻く刻印(レジェンド)の文字の配置で①デバイデッド②コンティニュオスの2種類ある
・・・>コンティニュオス
●日付の文字(4)のフォントの違いです。「1841」の「4」がノーマル「4」とクロスレット「4」
・・・>クロスレット「4」
※ノーマル「4」は普通の4、クロスレット「4」は4の右側の飛び出た部分が上に跳ね上がっている
●ウィリアム・ワイオンの頭文字W.Wの刻印の有無
・・・>無
●造幣場所の違い(3パターン)
・・・>ボンベイミント
「B」ボンベイミント
※「B&C」とは「ボンベイ、もしくはカルカッタ鋳造所にて作成」という意味です。
「M」はマドラスミント
「C」はカルカッタミント ※発行枚数が多く、市場でよく見かける通常タイプ
●年号の文字の大きさ
「1841」の文字の大きさがわずかに異なるバージョンが2つ存在する
・・・>ラージデイト
①ラージデイトは年号の刻印が大きい
②スモールデイトは年号の刻印が小さい
https://antique-coin-sanctuary.blog.jp/archives/748471.html
--- オークションレコード ----------
2023年6月 MS63(カルカッタミント)が約703万円で落札歴あり
43,200ドル(BP込)×1.1×148円=7,032,960円
2023年7月 MS63(カルカッタミント)が国内オークションで約904万円の落札歴あり
2023年11月 国内オークションでMS61(カルカッタミント)が約419万円(BP込)で落札歴あり
2022年から価格上昇が顕著になり始め、2023年に入り強い上昇波動に入っています。
トップコインの地位を確立しに行く動きに入り始めたように見えます。
購入されるなら最低MS60以上、できればMS62以上をお勧めします。
将来素晴らしい資産になると思います。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。