アンティークコイン　サンクチュアリ

イギリス｜1739年ジョージ2世2ギニー金貨【MS63】最高鑑定（TOP POP）のご案内になります。

これぐらいのハイグレード品は、滅多にでてこないので少し緊張しております。

表面：月桂冠を戴冠したジョージ2世肖像
裏面：イギリス王の紋章

鑑定番号（PCGS）40012266
単独最高鑑定（TOP POP）となっております。

発行枚数：不明
重さ：約16.8g
直径：32mm
金品位：0.9170
彫刻家：ジョン・クロッカー

チャールズ2世時代の1668年からアフリカのギニアで産出された金の地金による21シリングの価値の金貨が登場して「ギニー」と呼ばれました。

ギニー金貨は、ノーブル、ユナイト、リアル、ローレルなどの金貨を統一するために作られた金貨になります。

★ギニー金貨が鋳造された国王の治世

・1660-1685年：チャールズ２世
・1685-1688年：ジェームズ２世
・1689-1694年：ウィリアム３世＆メアリー２世
・1689-1702年：ウィリアム３世
・1702-1714年：アン女王
・1714-1727年：ジョージ１世
・1727-1760年：ジョージ２世←今回ご紹介のコイン
・1760-1820年：ジョージ３世

★ジョージ2世の2ギニー金貨には以下の3種類があります。
・ ヤングポートレート　　（1733-1739発行）←今回ご紹介のコイン
・ ミドルポートレート　　（1739-1740発行）
・ オールドポートレート　（1748,1753発行）

今回ご案内のコインは、 ヤングポートレート（1733-1739発行）になります。

（ジョージ2世）

ジョージ2世（在位：1727年-1760年）は、ドイツ北部ハノーファー出身で、1743年のデッティンゲンの戦いでは、戦地に赴いて先頭で軍を指揮した勇敢な王です。

1735年に設立されたアメリカ大陸13番目の植民地「ジョージア州」は彼の名前から来ていると言われております。

--- オークションレコード ---------------
※公開時の為替で計算しています。

2023年5月　MS62が約436万円で落札歴あり
26,400ドル（BP込）×1.1×150円=4,356,000円

5ギニーの場合、1グレード下ですがこれくらいの落札額になります。
2023年1月　5ギニーMS62が約1386万円で落札歴あり
84,000ドル（BP込）×1.1×150円=13,860,000円

イギリス人に「ギニーとポンドはどちらが価値があるか」と質問すると、ほとんどがギニーと答えるそうです。

資産として保有すべき一番のコインは、5ギニー、2ギニーだと個人的に強く思っております。

鉄板の王道ド真ん中のアンティークコイン、それも2ギニーで最高鑑定のMS63を手に入れる機会はなかなか無いと思います。

ペーパーマネーから究極の現物資産へ資産移転そして長期保有にはよい選択の1枚だと思います。