1852年 ミャンマー 孔雀 チャット銀貨【MS61】

1852年 ミャンマー 孔雀 チャット銀貨【MS61】BURMA:Kyat CS1214 (1852) Mandalay Mint. Mindon

商品No.
20240912-70
タイプ
アンティークコイン
素材
銀貨
直径
約31mm
重さ
約11.7g
グレード
MS61
コンディション
良好
年代
1852年
ミャンマー
鑑定機関
NGC
鑑定番号
6751829-004

1852年 ミャンマー 孔雀 チャット銀貨【MS61】高鑑定品のご案内になります。

コルシカ語で正式に読むとチャット銀貨となりますが、日本ではキャット銀貨とも一部で呼ばれています。

表面:尾を広げた孔雀
裏面:花輪の中の宗派
直径:約31mm
重さ:約11.7g
厚さ:約3mm

鑑定番号(NGC)6751829-004
NGCでの鑑定枚数は646枚、MS61は41枚、上位は74枚になります。

 


ミャンマーで発行された最初の銀貨で、この時代に同国で発行された一番大きな銀貨になります。

裏面にはビルマ暦「1214(西暦1852年)」銘が確認できますが、これはミンドン・ミン王が王位に就いた年になります。
 

(マンダレー王宮)

 


実際の鋳造は「Saturday, 9 waning Tasaungmon (1865年11月11日)」に始まりました。

この硬貨はビルマで「孔雀ルピー」と呼ばれていました。
 

 

現在では、状態の良いものがほどんど残っておりません。

直径は31ミリほどで、この時代のビルマ(現在のミャンマー)は、貨幣経済がまだ発達していない状態でした。

故に、大型コインの需要が小さく中型規模のコインに終わったのではないかと思われます。

ミンドン・ミン王の後継者ティーボーによって、ライオンのモチーフをあしらった新しい青銅貨と金貨が発行され、チャット銀貨の生産は中止されました。

 

(ティーボー)

 


近年は動物の図柄をモチーフにしたコインが人気です。(特に女性)

今回のチャット銀貨も、孔雀が描かれており、美しく、人気が出てきており高額コインの仲間入りの階段をのぼっております。

特に、MSクラスは、それほど鑑定枚数も多くなく市場に出てこなくなりましたし、今後は更に入手しずらくなるのではないでしょうか。

近年は、アジアのコイン、特に有望なものに資金が流入してきております。

--- オークション -----
※公開時の為替で計算しています。

2020年5月 MS61が約25万円で落札歴あり
1,560ドル(BP込)×1.1×143円=245,388円

 

2022年12月 MS61が約36万円で落札歴あり
2,280ドル(BP込)×1.1×143円=358,644円

 


2020年から2022年の間で10万円以上成長しています。そして・・・

2024年8月 MS61が約46万円で落札歴あり
2,400ドル×1.2×1.1×143円=453,024円

 


2024年10月 MS61が約48万円で落札されました。
2,400ドル×1.2×1.1×150円=475,200円

 


[2024.11.18追記]
同じMS61グレードでレコードが更新されました。


2024年11月 MS61が約53万円で落札
2,500ドル×BP1.25×1.1×155円=532,813円


為替の影響もありますが、落札額表示も前回より1bit分増えておりますので需要は多いように見受けます。
ある程度落ち着いたコインでよく見る上昇パターンですが、入札される方もおおよその相場額をMAX入札額として想定しているので、出品されるたびに1bitずつ上がっていくという風潮となります。その流れの中でいきなりドカンっと上がる可能性も充分にあります。

今回のコインは、今、手元で見ながら説明文を作成しておりますが、MS61でこの価格、状態も良いです。(#^.^#)

前回のMS62に引き続きMSグレードのご紹介です。

MSクラスをまだ安値のうちに仕込まれると、今後が楽しみになるのではと思います。
 

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販売価格
380,000
円(税込)

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